技能検定とは、職業能力開発促進法に基づき、受験者が持っている技能や知識を一定の基準によって検定し、公証する試験で、
そのことにより皆さんの技能がいっそう磨かれ、また皆さんの社会的・経済的地位の向上を図ることを目的とした国家資格制度です。
鉄筋技能士検定は、「鉄筋組み立て作業」と「鉄筋施工図作成作業」の2作業の検定があり、どちらの作業にも「1級」、「2級」、「3級」に区分され、それぞれに学科試験と実技試験が課されます。
技能検定に合格した人には、1級は厚生労働大臣の、2級、3級は各都道府県知事(受検申請先の都道府県)の合格証書と技能士章が交付され、職業能力開発促進法に規定する「鉄筋技能士」と称することができます。
鉄筋基幹技能者とは、現場で働く鉄筋技能者を束ね、指示指導しながら「鉄筋工事の 責任施工」を実施する熟練技能者で、上級 職長に位置づけられる、文字通り技能者の最高峰に立つ大変有能な鉄筋技能者です。
この資格は、国土交通省が建設業構造改善事業の一環として作成した「基幹技能者 の確保・育成・活用に関する基本指針」に基 づいて(社)全国鉄筋工事業協会が認定する 国土交通省の登録資格です。
現在、この資格制度を取り入れている業種は、 鉄筋をはじめ21職種になっております。
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